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音の波、熱と光

土曜日は、とある方からお誘いいただき
クリスタルボウルの演奏会に行ってきた。

夏の演奏会では日本での第一人者の女性が奏者で
今回は、その奏者のお弟子さんの教え子で、男性だった。
市民会館のような貸しスペースに、ボウルが設置されていて
特に細々とした説明もなく、スピリチュアル的な演出もなく
非常にシンプルな流れで演奏が始まった。

楽器は奏でるその人が出るという。
これが「思い」を増幅させるというクリスタルボウルなら尚更なんだけど
奏者によってこんなにも違うものか、と思うほどだった。

やわらかく、やさしく、流れるような音の波。
力強さには欠けるにしても、波動がゆっくりと全身を包み
じわじわと浸透してくる感じがした。

しかもこの日は近所で秋祭りが催されていて
お囃子やら神輿の掛け声が聞こえてきたりで
おもしろコラボと相成った。

当日はそれほど心身に影響がないと思っていたんだけど
翌日、またまた湯あたりしたみたいな「クリスタルボウル現象」で
深い眠りからなかなか覚めなかった。
からだの中の水が、だいぶ揺らされたみたい。
やさしい波のようでいて、これがけっこう強力だった。


思えばこの日は新月だったし。

*

テレビで「余命一ヶ月」と診断された医師の特集をやっていた。
過去に患った乳がんが再発し、既に手の施しようがないという。
自身も医師であるゆえに
今自分のからだに起こっていることが分かるというのは
残酷でもあり、かえって潔くもなれるのだろうか・・・

自らも病と闘いながら、今でもフルタイムで他の患者と向き合い
呼ばれれば医師として講演会をこなし
ブログに生きている証としての想いを綴り
今は止まらない鼻血を抑えるために鼻にティッシュをつめて
社交ダンスのレッスンにも参加している。

余命一ヶ月を宣告されてから、その日を越した時点で
明日のことは考えなくなったという。

一日一生

今がすべて


抗がん剤を投与する際も、強い薬だとか、副作用がどうかとか考えずに

「あぁ、自分の味方が体に入ってきてくれた。
 わたしの中で悪いものをやっつけてくれるんだ。ありがとう」

などと思って受け容れると、それほど副作用も強く現れず、状態も良いらしい。


そうだよねー

ホ・オポノポノのようなもんだよね・・・

なんて頭でわかっていても
実際、病に冒されて、命の期限を言い渡されている人が言うからこそ、重い。


やるべきことがわかっている人は
きっと目には見えない、ものすごい熱とか光を放っている。
それがその人の瞳にも、指先にも、言霊にも宿っていて
それが垣間見えたときに、目に見えるものを超えた何かに、はっとする。


与えられた生の持ち時間
どう捉えるか、どう使うかは、自分次第。

わたしにはまだ「覚悟」が足りないんだな・・・
 

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