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お墓参り


先週、会社をお休みして
おじいちゃんのお墓参りに行ってきた。


ここ数週間、ずっと気になって気になって
お墓参りに行きたい、行こう、行かなくちゃ・・・
と思っていた。


たまにあるんだけど
なんとなく、おじいちゃんに呼ばれているな
という感覚がある。


だったら休日に行けばいいことで
何も会社を休まなくても行けたんだけど

一刻も早く行きたかった、ということと
天気予報で週末は雨模様のようだったので
晴れている平日に行っておきたかった。


それに何より、わたし自身も疲れがたまっていたので
ちょうどいい休息になるかと思ったのだ。

お墓参り

お彼岸の時期に来るのとは違って
広い広い霊園にはほとんど人がいなくて
わたしもゆったりとした気持ちで緑の中を散歩できる。

おじいちゃんに語りかけながらゆっくりと墓石を水で洗い
お花を活けて、お線香に火をつける。
煙の行方をぼーっと眺めながら
こころゆくまでおじいちゃんの前で過ごすことができる。

*

以前も、すっかり疲れていたときに
なにかにひっぱられるようにおじいちゃんのお墓の前に行った。

随分と長いこと座っているうちに
わたしはとても大きな贈り物をもらった。


広い広い、市営霊園。
周り中に墓、墓、墓
お墓だらけ。
そんな風景を眺めているうちに

これだけたくさんの人たちが、生きて、死んだんだ。


とか


これだけたくさんの諸先輩方が、ずっとずっと昔、生きて、死んだんだ。


とか


これだけたくさんの命と人生が、かつて存在したんだ。


とか・・・


じたばたしなくても、いずれは死ぬんだ。
だったらとりあえず生きてみよう。
生きてみなくちゃわからない。

じたばたしなくても、いずれは死ぬんだ。
100年もしたら、この地球上のほとんどの人は
この世からいなくなるんだ。


あたりまえのことなんだけど
忘れていた。


そんな気づきが
からだの奥の深いところからどんどん湧いてきて

そしたら

広い広い霊園の、無数の墓石や、まわりの緑が
キラキラに輝いて視界に飛び込んできた。

死んだ人がたくさん眠っているはずの霊園なのに
怖いどころか、たくさんの霊が応援してくれている気さえした。


根拠のない安堵感に包まれて

これからも生きていける、と思えた。


それから少しずつ気持ちが落ち着いてきて
落ち込んでいたことさえ、いつの間にか忘れていた。


目には見えなくても
肝心なときに、いつもおじいちゃんが見守ってくれている
ということを、はっきりと感じることができる。


*


最近の自分はそんなに深刻な状況ではないけど
もろもろのことからか、混沌とした状態ではあった。


どちらにしても、またしても
おじいちゃんが呼んでくれたみたい。


長いことお墓の前にいて、帰ろうと思って立ち上がるんだけど
離れがたくて何度も立ち上がっては座りなおして・・・
ということを繰り返した。


おじいちゃんに会いにいったんだけど
結局自分とゆっくり向き合った気もする。


どちらにしても、ゆっくりと丁寧にお墓参りするのは、気持ちがいい。
ご先祖様は大切にしなくちゃね。

やっぱり人の少ない穏やかな平日に行ってよかった。


自分の都合だけじゃなくて
もっとマメに会いにいったり、こころで思ったりしなくちゃね。


おじいちゃん(^−^)v
 

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