« May 2008 | Main | July 2008 »

June 2008

目の前のこと


週始めの、月曜日。

月末なので朝から集中して業務をこなし
とりあえず1時間程の残業をして切り上げた。

月曜だから、おとなしく帰って早めに休もう・・・

なんて思っていたら、帰りの電車内、うとうとしていたところに
ものすごい大きな物体がドサッと倒れこむ感覚と
「きゃあっっ!!」 という叫び声が聞こえた。


「車内で急病人が発生しました。
  只今救助しておりますので、しばらく停車します。」


このアナウンス、通勤電車内でよく聞いていたけど
ここまで目の前で発生したのは初めてだったので、驚いた。

ひきつけを起こして、泡を吹いて倒れる女性に
どうしていいかわからず騒然とする車内の人たち
「非常停止ボタン押してください!」
「どこにあるの???」
色んな声が飛び交う。
患者を動かしていいのか悪いのかもわからないし
わたしもどうしていいかわからず立ち尽くしてしまう。


そんな中、絶妙なタイミングでドクターらしき人が現れた。


見事な手順で倒れた女性を介抱し
倒れた女性にも、周りの人々にも明るく大きい声で励まし続けた。
周りをリードしながら、てきぱきと指示を出し
女性の着衣を緩めるときも、「見ないであげてねー」と心配りをしていた。

やがて女性の意識が戻り始め、次の駅では担架を持った駅員が待機していた。

周りの人々はドクターらしきその男性に頭を下げたり、お礼を言ったりしても
「いやいや、お互い様ですよ!」と、実に嫌味なく爽やか。

大事には至らないようで、ドクターは何事もなかったように・・・
というより、むしろ目立たないように、ひっそりとした感じで再び本を読み始めた。


ドクターであれば、こういった緊急事態は慣れているのだろうけど
実に冷静で、実に見事。

何より患者さんを励まし安心させたり
場の緊迫感をぱぁっと明るく安堵に導く彼の人間性に感動した。


自分の身内を死の淵から救ってくれたドクターを思い出した。
彼も技術はさることながら、ちっとも偉ぶらない、素晴らしいドクターだった。
目の前の命を救う。
あたりまえのことをしただけ。 というスタンス。


心得がないにしても、こういう時に、自分って無力だな・・・と思ってしまう。

なんとも情けない。


医療にかかわることは自分には難しいことだけど
日々の何気ない場面でも、自分にできることはしていこう。

きっと、日々のあたりまえのことを淡々とこなしていく力が
いつしか自分の中で大きな力となって蓄えられて
窮を要する場面で、爆発的な力となるのかもしれない。


こつこつこつ。
 


・・・でも、きっと


ほんとはそんな風に意識するものじゃないんだろうな。
 


| | Comments (2) | TrackBack (0)

風邪ひーた

風邪ひーた

先週から疲れをひっぱり続けた結果。
まず膀胱炎ぽくなってしまった・・・
そっちは初期だったからティーツリーの座浴でほぼ改善したんたけど
本日は喉の痛みと発熱。
風邪ひーたので仕事休んで寝てました。
いつもの小児用ジキニンまるまる一本と栄養ドリンク、
チョコとポカリと野菜ジュース、
そしておでこに冷えピタ貼っとります。
食欲はあるから回復早いといいな。
熱は37度6分くらいで落ち着いてきてるし、明日は行かなくちゃな。ほぇぇい(´д`)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ちひろ美術館

 
先週末に、東京・石神井にある「ちひろ美術館」に行ってきた。

ちひろさんが、実際に暮らしていた跡地にある美術館。

以前行ったのは、15年くらい前だったのかな?

当時はまだ、普通の住宅に少し手を加えた程度で
子供たちの脱いだ靴が散乱している感じがまたほのぼのとしていて
美術館というよりも、絵本図書館のような雰囲気だったんだけど
今回行ってみてビックリした。

ほんとにちゃんとした美術館になっている!

Wedding_013_2Wedding_037_3

中はこじんまりとしつつも、ミュージアムショップやカフェが併設されている立派な美術館。
静かで落ち着いた空間に、展示室が数ヶ所あり
世界の絵本が楽しめる図書室や、キッズルームもあって
子供連れでも安心して楽しめる。

ちひろさんの作品の数々は、昔大好きだった絵本を思い出したり
色彩や技法や構図の素晴らしさを再認識したり
やさしいあたたかい目線で描く子供や赤ちゃんの絵に思わず微笑んだり

戦争と平和に対する強いメッセージを受け取ったりした。


カフェにはおいしそうなケーキや軽食、ドリンクメニューの数々が。

この日のわたしは、なんとなく
シンプルに信州りんごのジュースをいただく。

Wedding_038_2

ちひろさんが暮らした家の
庭の花を眺めながら、のんびりと。

風がそよそよ・・・
緑の香りが心地いいテラスで。

この日は暑くて、午前中歩き回ったから
このシンプルなジュースがやけに美味しかった!


以前の美術館の感じもよかったけど
こんな素敵な空間に生まれ変わっていたことに感動。

ちひろさんのファンらしき人も、遠方から訪れていたみたい。

ちひろさんの美術館には、感想を書くノートが置いてあるんだけど
図書室に行ってみたら、開館してからこれまでのノートが
立派に製本された状態で、すべて残されていた。
「ひとこと ふたこと みこと」 というタイトルがついていて
自由に見ることができるようになっている。

すっごい!

きっと、15年前にわたしが記した言葉も、製本されているんだろうけど
あまりに冊数が多くて探し出すのは厳しそうだったので、今回は断念・・・

*

東京・石神井の住宅街の一角にある、静かで落ち着いた美術館。

ゆっくりと絵を味わうもよし
なんとなく訪れるもよし

やさしい気持ちになれました。
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ターシャさん逝く

ターシャさん逝く

ターシャ・テューダーさん
亡くなってしまったのですね。

*

今年3月、銀座で催された「ターシャ・テューダー展」では
絵本作家でもあるターシャさんの素晴らしい原画の数々や
手作りの洋服や家具や人形などを、たくさん見ることができた。

動物や自然と共に生きる姿勢とか、子供を心底想う母としての一面とか
辛い幼少時代からひたすらに生きてきた軌跡に触れることができて

ガーデニングとスローライフの優しそうなおばあさん・・・という印象だったけど
別の一面も垣間見れて、「強く逞しく生きてきた女性」として興味をもった。

6月公開の映画「西の魔女が死んだ」のガーデニングの映像から
なんとなくターシャさんの庭を思い出して・・・

最近またターシャさんの本を鞄に入れて持ち歩いていたところだった。


どんなに忙しくても、午後四時半のお茶を欠かさない、というターシャさん。
たまたまブログを書いていたのがこの時間だったので
今日はわたしも四時半に、ゆっくりとコーヒーを飲んでいます。

*

 「生きているだけでも、ありがたいと思いませんか。
   公害や恐ろしい事件がいくらあっても、この世界はやはりすばらしい。
 
  見慣れた空の星だって
    年に一度しか見られないと思えば、感動するでしょう?
 
                   なんでもそう思ってみては、どうかしら。」


     〜 ターシャ・テューダーの言葉 「思うとおりに歩めばいいのよ」 より 〜

*

宇宙の懐に還っていったターシャさん。
あちらでも 好きなものに囲まれて 幸せでありますように。 
 

| | Comments (3) | TrackBack (0)

スカパラ@NHKホール

 
熱狂的なスカパラファンの友人に誘われて
東京スカパラダイスオーケストラ「Perfect Future tour」に行ってきた。

しかもツアーファイナル♪


以前は、スカパラ好きな別の友達の影響で
数枚CDを持っていたんだけど、最近は聴いたりしていなかった。

ましてライブに行ったのも今回が初めてだったけど・・・


やっぱいいね!ライブってのは!


スカパラで、しかもツアーファイナルだから盛り上がっていたし
サウンドや確かな技術もさることながら
なんだかみんなカッコイイのよ〜♪

何より本人たちが一番楽しんでる感じが伝わってきて
こっちまで楽しくなっちゃうし。
ステージをフィールドに、男達がどろんこ遊びでもするかのように
コドモみたいに楽しんじゃってる感じがたまらなく楽しくて
だけどやっぱり演奏してる姿はビシっと決まった大人の男って感じで
HOTでいてCOOL!
わたしにとってはスカパラの魅力再発見だったわ♪

それにメンバーそれぞれ個性的で、MCも愉快だし
その日出逢えたみんなで創り上げる一体感が心地いい。
ウワサどおり、いっぱい踊って飛び跳ねて、まるで体育!?
腕もぶんぶん振ってたら、ヒモなしブラがずり下がるし(爆)
Tシャツ・スニーカーで行って大正解!
スカパラダイエットできるかも!?

明日あたり、だいぶ筋肉痛が出る気配が・・・(年齢的に時差あります・泣)

それまで溜まってた疲れや澱みが浄化されたようなスッキリ感で
いやぁ〜、楽しかったぁ!!

*

 「Share a dream with us!」 
 「狂い始めた世界でも確かな言葉(音楽)を聴いて欲しい」
 「その日その日のパーフェクトを目指すこと。それが未来につながって行くんだ」
*

彼らのそんなメッセージは、ライブを通しても伝わってきたよ。


これを機会にまた聴こうかな。
なにやらハマりそうな予感・・・♪(((゜▽゜)))♪
 

| | Comments (0) | TrackBack (1)

ドクダミちゃん

ドクダミちゃん

このところ、道端のあちらこちらに
ドクダミの白い花が咲いている。
ていうか、咲きまくっている。

薬草だからなのか、パワフルに群生しまくっている。

一見可憐で可愛らしいのに、パワフルでしぶとくて
お薬としていろんな症状を和らげてくれたりしちゃう。

やるなぁ。


あの凄まじい繁殖力・・・
なんかわからんが見習いたい(笑)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

おやすみ・・・

 
たまにやっている絵のモデルのバイトが先週からスタートした。


アトリエのわんこが可愛くて
今回も会えることを楽しみにしていたんだけど

先週わんこが見当たらなかった上に
犬小屋が物置状態になっていたので
いやな予感がして、なんとなく聞けなかった。

今日思い切って 「先生、わんこは・・・?」 と聞いてみたら
やっぱり亡くなったとのことだった。

しかもよくよく聞いてみたら、悲しい結末だった。

*

今年の1月、わんこがいなくなり
先生は心配で3日3晩辺りを探し回ったそうだけど、見つからなかった。
捜索願いのビラをあちこちに貼ると、目撃情報がどんどん寄せられたそうで
その度に手掛かりの場所に向かったりしても、違う犬だったりと
なかなかそのわんこには辿り着かなかった。

まさかと思ってJRの情報係に電話しても、特別な情報が得られず
「もうこれでダメならここに電話するのはよそう」と思い
再度JRに電話してみると、ちょうど電話中に新たな情報が届いたとのこと。


まさかと思ったけど・・・


先生のわんこは、電車に轢かれて死んでしまったそうだ。


幸い、JRの心ある方が発見してくださったので
バラバラになってしまったわんこのからだを集めて
近くの土の中に埋めてくださったらしい。

先生も立ち会って掘り返してみたら
新しく買ってあげたばかりの首輪をしていたので
間違いなく、先生のわんこだったそうだ。


新しい年になったから、新しい首輪を買ってあげたのかな・・・
先生も、まさかこんな形で対面するとは思わなかっただろうに・・・

と思ったら、胸が痛くなった。


先生のアトリエは、わりと線路が近いので
一日中、電車が通過する音が聞こえてくる。
きっと日々思い出すに違いない。


相当悲しく辛かっただろうに
淡々と話す先生を見ていたら、しんみりとしてしまった。

*

前回のバイトの最終日に
わたしはわんこの頭を撫でながら

「また来年くるからね。それまで元気でね。ばいばい。」

なんて言っていたのにね。


どことなく優しく温かく、すべてを悟った老賢人のような風格があった。
わたしのことをぼーっと目で追う姿が愛しかった。

絵を描いている間、屋根にガタンゴトンと登って遊んで
たまにすっ転んで落っこちてたっけ。

今も、優しげな瞳と ぷにぷにの肉球を思い出す。

*

本当にかわいそうなことをしたけど
心ある人に弔ってもらえて、先生家族に愛されて
きっとしあわせなわんこだった・・・と思いたい。


ゆっくりと、休んでね。


★過去の記事にわんこのこと書いてます → 「わんこと休憩中」
                          「しばしの別れ」

 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

ME AND MY GIRL


仕事帰りに宝塚歌劇を観にいってきた。

昔から特別興味があったわけでもなく
むしろなんとなく敬遠するところがあったんだけど
たまたま身近にすごく詳しい方がいらっしゃるので
お誘いに乗ってみた。

以前なら断ったと思うけど、受け容れてみた。
なんでも覗いてみないとわからないと思ってね。


この演目は初心者でも楽しめる名作らしいので
わたしも単純に楽しめたなー
随所に笑いあり、切なくもあり
ダンスも音楽も楽しくて、あたたかな気分になる舞台だった。

役者もさることながら、舞台セット、演出、色のバランス
レビューの華やかなダンスといい・・・
これはほんとに別世界だわ。

夢を見させてくれるプロフェッショナル集団だわ。

月組娘役の彩乃かなみさんは、この舞台を最後に退団するとか。
噂には聞いていたけど、ホントにかわいくて、歌もうまい!

個人的に気になったのは、弁護士役の未沙のえるさん
存在感とコミカルな芝居にすっかりやられちゃいました(^皿^)


それにしてもいろんな名前の人がいるなぁ・・・とか
熱狂的なファンの皆様に圧倒されたりと、別の所にも感心・・・

わたしはそこまでのめり込むことはなさそうだけど
つくづく、こういう世界もあるんだなー、と・・・(゜▽゜)
世の中知らないことだらけだわ。


宝塚、どうやらいろんな意味で相当奥深いと見た。

たまにはこういうのもいいもんだね。
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

新車でっせ

  
えーと


いきなりチャリ買いました。

新車でっせ


予想外です。


今朝バイトにいく途中で、タイヤがぺたんこになっちゃって
マンガみたいに上下にガクンガクンいっちゃうし

見知らぬおじさんにも

「ねーねー、タイヤぺたんこになってるよ」

なんて言われるし(゜△゜)


だいぶ使い込んでボロボロになっていたので
これも潮時かなと思い・・・

出し惜しんでも仕方ないので、即効新車購入というわけです。


弁当持参でちょこちょこ切り詰めていたので、少々凹みますが
まっ、しょうがないよね。

*

今日までお世話になった無印良品のチャリくん。
気がつけば8年ぐらい乗っていたかな?
最近はキコキコいって乗りづらかったし
意味不明の油だかペンキだかをかぶっちゃったりしたし
ぶつけられて凹んでる部分もあったけど・・・
これまでありがと。
おつかれさま。

*

新車はやっぱり快適な乗り心地っす。
風とひとつになれる感じよん。

これからよろしくねーん♪
 

| | Comments (2) | TrackBack (0)

しあわせランチ

 
昨日のランチはインドカレー

しあわせランチ

またまた銀座のグルガオンにて


甘口、中辛、辛口の三種類が楽しめるセット
ナンもふかふかで美味しいよー(^ー^)


ここのカレーを食べた後は、胃袋とハートのあたりが満たされちゃう。

しあわせの余韻が、胸のあたりにじんわり残る。

厨房のインド人スタッフたちの満面の笑顔にも癒されたし・・・


午後の仕事もサクサクこなせましたとさ♪ d=(^▽^)=b

| | Comments (0) | TrackBack (0)

やっぱり只者ではないな

 
会社の昼休み中です。


やっと昨日のお酒が抜けつつあります( ̄▽ ̄;


日々書き残したいことがあるけど書かずじまいの日々・・・


ブログを始めたばかりのころは
生活のあらゆることがネタになり
ドキドキワクワクが増幅していた。

新たな発見もいっぱいで
書きたいことが多すぎて、でも時間が追いつかなくて
眠い目をこすってでも書いたりしていたっけ。


最近は正直停滞気味です。

だめだなぁ・・・とも思うけど

ブログに書き残すことがメインではなくて
動いて感じることこそが大事だっ・・・てことも実感している。


書き残せないことへの言い訳なんだろうけどね(゜▽゜;


そのうちまた更新したいモードになるとも思うけど

ペースを落としつつも、やめはしません。


どちらにしても
わたしは元気に感じて動いて生きています♪


*


そんなダメなわたしとちがって


めちゃくちゃ忙しいのに
ほぼ毎日ブログ更新している彼はエライ。

どんなに売れてきても
自分を見失わずに地に足つけて夢を持って生きている(と思われる)彼はエライ。


・・・彼って、上地雄輔くんのこと。


めずらしく芸能人ブログで読んでいるひとつなんだけど

そんな彼のブログギネスに認定されたんだって。


すごいなぁ。


狙って取ったわけじゃないのがすごい。


応援してるみんなとのキャッチボールが大きな渦を招いて
みんなで作り上げた記録だってのがすごい。

彼のブログには、愛が溢れているからね。


前にちらっと書いたけど
彼は周りを巻き込む大きなチカラがある。

本人は飄々と口笛吹きながら
いつもどおりに過ごしているだけなんだろうけど。


だからいいんだろうなぁ。


それって簡単なようで
実はすごく難しいこと。


見えない努力や枯れない情熱、感謝の心や優しさ、精神力

そんなものが彼の底知れぬ魅力になっているはず。


うーん


やっぱり彼は只者じゃないな ( ̄ー ̄)☆キラン

| | Comments (0) | TrackBack (0)

お墓参り


先週、会社をお休みして
おじいちゃんのお墓参りに行ってきた。


ここ数週間、ずっと気になって気になって
お墓参りに行きたい、行こう、行かなくちゃ・・・
と思っていた。


たまにあるんだけど
なんとなく、おじいちゃんに呼ばれているな
という感覚がある。


だったら休日に行けばいいことで
何も会社を休まなくても行けたんだけど

一刻も早く行きたかった、ということと
天気予報で週末は雨模様のようだったので
晴れている平日に行っておきたかった。


それに何より、わたし自身も疲れがたまっていたので
ちょうどいい休息になるかと思ったのだ。

お墓参り

お彼岸の時期に来るのとは違って
広い広い霊園にはほとんど人がいなくて
わたしもゆったりとした気持ちで緑の中を散歩できる。

おじいちゃんに語りかけながらゆっくりと墓石を水で洗い
お花を活けて、お線香に火をつける。
煙の行方をぼーっと眺めながら
こころゆくまでおじいちゃんの前で過ごすことができる。

*

以前も、すっかり疲れていたときに
なにかにひっぱられるようにおじいちゃんのお墓の前に行った。

随分と長いこと座っているうちに
わたしはとても大きな贈り物をもらった。


広い広い、市営霊園。
周り中に墓、墓、墓
お墓だらけ。
そんな風景を眺めているうちに

これだけたくさんの人たちが、生きて、死んだんだ。


とか


これだけたくさんの諸先輩方が、ずっとずっと昔、生きて、死んだんだ。


とか


これだけたくさんの命と人生が、かつて存在したんだ。


とか・・・


じたばたしなくても、いずれは死ぬんだ。
だったらとりあえず生きてみよう。
生きてみなくちゃわからない。

じたばたしなくても、いずれは死ぬんだ。
100年もしたら、この地球上のほとんどの人は
この世からいなくなるんだ。


あたりまえのことなんだけど
忘れていた。


そんな気づきが
からだの奥の深いところからどんどん湧いてきて

そしたら

広い広い霊園の、無数の墓石や、まわりの緑が
キラキラに輝いて視界に飛び込んできた。

死んだ人がたくさん眠っているはずの霊園なのに
怖いどころか、たくさんの霊が応援してくれている気さえした。


根拠のない安堵感に包まれて

これからも生きていける、と思えた。


それから少しずつ気持ちが落ち着いてきて
落ち込んでいたことさえ、いつの間にか忘れていた。


目には見えなくても
肝心なときに、いつもおじいちゃんが見守ってくれている
ということを、はっきりと感じることができる。


*


最近の自分はそんなに深刻な状況ではないけど
もろもろのことからか、混沌とした状態ではあった。


どちらにしても、またしても
おじいちゃんが呼んでくれたみたい。


長いことお墓の前にいて、帰ろうと思って立ち上がるんだけど
離れがたくて何度も立ち上がっては座りなおして・・・
ということを繰り返した。


おじいちゃんに会いにいったんだけど
結局自分とゆっくり向き合った気もする。


どちらにしても、ゆっくりと丁寧にお墓参りするのは、気持ちがいい。
ご先祖様は大切にしなくちゃね。

やっぱり人の少ない穏やかな平日に行ってよかった。


自分の都合だけじゃなくて
もっとマメに会いにいったり、こころで思ったりしなくちゃね。


おじいちゃん(^−^)v
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2008 | Main | July 2008 »