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うれしいプレゼント


ぜんぜんブログ更新できてないじゃん、あたす・・・( ̄□ ̄)


えっと。

そこそこ働いて、動いて感じて楽しんで落ち込んで食べて寝て笑ってます。
とりあえず元気ってことです( ̄▽ ̄)

*

そんな中、昨日はこんなかわいいものをいただきました。

ピンクのビーズでできた、携帯ストラップ

昨日出会った人がくれたもの。


そんなにめずらしいものではないけれど

わたしにとっては、意味のあるもの。

*

昨日は、アロマテラピーハンドマッサージのボランティアに参加した。

施設のお祭りで、たくさんの出店や催し物で賑わいをみせていた。
今まで参加していた老人ホームとは違って
子供からお年寄りまで、様々な方々がいらっしゃった。
今回はめずらしく、若い男性や元気な女の子も施術させていただいた。


その中には知的障害がある男性もいらっしゃった。

お母様と一緒に参加されていたんだけど
最初はもの凄く警戒して、全身をこわばらせていた。
手に触れてみると、氷のように冷たい。
不安なのか、怖がっているのか、体がだんだん後ずさりしていき
大きな声で奇声を発しつづけていた。
たまに単語を発しても、会話は成り立たない状態。

お母様に諭されながら、それでも手を預けてくださったので
何とかリラックスしてもらえるように、自分が危険ではないことを伝えたくて
こころをオープンにして、自分も楽しみながら彼の手をゆっくりとさすり続けた。
わたしも自然と顔が微笑んでいた。

最後に「どうもありがとう」と言って、手を包みながら目を見ると
初めてその彼はわたしの目をじっと見た。


すると、それまで全身で不安を表現していたはずの彼が
また大声で何度も何度も叫び声をあげていた。

言葉ではない、呻き声。

でも、明らかに恐怖に怯えていた時の声とは違う声。
はっきりとわたしを見て、何かを必死に訴えようとしている声。

離そうとしても、彼の手のものすごい力がわたしの手を掴んで離してくれない。
手をぎゅーっと掴みながらわたしの目を見て、叫び声を上げ続ける。
周りの人が引き離しても、また駆け寄ってきてわたしの両手を強く掴んできた。
耳を突き刺すような奇声の合間に、はっきりと「ありがとう」と言っていた。


わたしの中に、このボランティアを続けてきて初めての感覚が広がっていた。
ゆっくりと、じんわりと、何か感動的なぬくもりが広がってきた。


なんか、うまく言えないけど・・・
彼のこころの声は、しっかりとわたしのこころに届いた気がした。


手を握っていたからなおさら、その手を通じて
相手の声にならない思いが、言葉にできない伝えたい気持ちが
ダイレクトに伝わってきた気がする。


お母様は、迷惑かけて申し訳ない・・・と言って何度も謝られたけど
わたしは全く迷惑なんて思わなかったし
むしろ彼の中に溜まっていた膨大なストレスが
この機会に外に溢れ出したことに安堵と嬉しさを感じて
素直にお母様に伝えた。

わたしの反応に、お母様は少し驚き、喜んでいた。
そんな風に言ってもらえると、わたしたちは本当に救われる・・・
そんなことを言っていた。


それを聞いて、わたしの方も驚いた。


この親子は、これまでいかに奇異な目で見られたり、理解されなかったり
様々な思いを重ねてこれまで過ごしてきたのか。
わたしには想像もできない。

彼だって、考えていることや感じていることを
言葉や態度で表現できずに伝えられないもどかしさを抱えながら
毎日生きているんだ。


そんなことを、この親子に出会ったことで考えさせられた。


その後、また数人をマッサージしていると、さきほどの親子が戻ってきた。
ついさっき、わたしの手を強く握って訴えていた彼と、お母様がこちらに近寄ってきて
ピンクのストラップを下さったのだ。

それは、彼が通っている福祉園で作っている、手作りのストラップ。
彼の所属する施設の名前と連絡先が書かれた紙が入っていた。


“様々な作品を作っていますので、興味のある方はおいで下さい。”


わざわざそれを届けるために、戻ってきてくださったのだった。

*

とあるイベントでの、偶然の出会い。

一瞬の出会いかもしれないけれど
わたしのこころに深く刻み込まれる出会いがまたひとつ。


ハンドマッサージの無限の可能性を、また実感した1日だった。
 


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Comments

読んでいて、うるうるしてしまいました…
つるこさんも彼も…素敵です…
シェアして下さって本当にありがとうございます(;_;)

Posted by: 糸ウリ | May 14, 2008 at 09:13 AM

そんなそんな・・・(汗)
案外自分は淡々と、不思議なほど冷静だったんです。
もしわたしが相手の態度に面食らって怖がったり引き気味になっていたら
完全に拒絶されて終わったと思います。

わたしは人間ができていないので、波があるのですが
一期一会の気持ちはできるだけ忘れずにいたいです。

Posted by: つるこ | May 15, 2008 at 10:07 PM

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