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永遠の出口

永遠の出口

先日読んだ森絵都さんの「カラフル」がきっかけで
あれから「つきのふね」「アーモンド入りチョコレートのワルツ」を勢いで読み終えて

昨日読みおわったのが「永遠の出口」

どこにでもいるような普通の女の子、紀子の10代のあれこれ。
甘酸っぱくて切なくて、不器用で、だからこそ永遠を感じるような瞬間。


ハタチになるまでの時間って、色んなことが初めてだったりするから
失敗したり恥かいたり、うまくいかないこともいっぱいあるけど
なんて眩しくて、尊い日々だったんだろう。

そして、それは単なる甘い過去の記憶ではなくて
現在のわたしをつくっている要因のひとつでもある。
その時感じたこと、失敗も含めて体験したことすべてが今に繋がっている。


自分の学生時代のことも思い出した。

すっかり忘れていたようで、案外覚えているものなんだな。
ひとつひとつの、大人になった今では思い出しもしないような小さな出来事が
積み重なって「わたし」をつくってきたんだなぁ。

小学生から高校生まで、色んな経験やつまづきを経て、成長していく紀子。
どの章も「あぁ、あるよね~」なんて共感できる部分があって
なんとも爽やかな気分で読み終えることができた。

*・*・*・*・*

森絵都さんの本は、これで4冊目だけど
なんかわたし、この人の文章好きだ。

言葉にできない想いを、見事に表現してくれる。
早く次のページをめくりたくなる。
最後に鮮やかに、さわやかに、感動と余韻を残してくれる。


派手なアクションも大事件も、SFも謎解きもでてこない。
何気ない話なんだけど、実は普遍的なテーマ。
この作品を読むことで、森絵都さんという人となりがわかる気がした。

結局、モチーフそのものが重要ではないのかもしれないな。


文字を紡ぐ、音を繋ぐ、作家って
なんだか神のお仕事みたいだなぁ。


・・・どんな仕事でもそうか・・・?(ひとりごと)

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Comments

こんにちは。
トラックバックさせていただきました。
表示されないようなので、URLを置かせていただきますね。
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-944.html

トラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

Posted by: 藍色 | June 06, 2009 at 04:03 PM

藍色さん、はじめまして。
コメント&トラバありがとうございます。

森絵都さんの本、そういえば一時期読みました。
今またNHKで「風に舞い上がるビニールシート」がドラマ化されていますね。

後ほど、こちらからもトラバさせていただきます。

Posted by: つるこ | June 06, 2009 at 06:23 PM

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