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August 2007

カラフル

カラフル

森絵都さんの「カラフル」を読んだ。

目にも鮮やかな、黄色の表紙。
タイトルと可愛らしい文字が、なんだかメルヘンチックな印象を受けた。
帯には 「第46回 産経児童出版文化賞」 と書いてある。

森絵都さんは、直木賞作家でもあるし、名前は知っていたけれど
本を読むのは初めてだった。


そもそも、この本を読もうと思ったきっかけは
この表紙が可愛かったから とか
色やオーラソーマに興味があるわたしがタイトルに惹かれたから ではない。


きっかけは、意外にも俳優の児玉清さんだった。

児玉さんといえば、「アタックチャ~ンス!」でお馴染みだけど
芸能界きっての読書家でも有名で、自宅の書棚は図書館並み。
ジャンルを問わずに何でも読みます、という児玉さんが
おすすめの一冊として紹介していたのが、この「カラフル」だった。

難しい本ではなく、この児童書を推薦した、ということに興味をもった。

いじめを苦に自殺する子供たちのニュースが
連日のように繰り返されていた頃だった。


* * * * * 

 死んだはずのぼくの魂が、ゆるゆるとどこか暗いところへ流されていると、
 いきなり見ずしらずの天使が行く手をさえぎって、
 「おめでとうございます、抽選にあたりました!」
 と、まさに天使の笑顔をつくった。

* * * * * 


前世で大きなあやまちを犯して死んだ魂が
もう一度輪廻のサイクルに戻してもらえるように、他人の体を借りて
再挑戦すべく、再度下界へ舞い戻る・・・
プロローグはそんな感じ。


読んでいくうち、自分の過去とも重なる部分があった。
暗く内面に閉じこもっていった過去の自分や
それでも外に向かうきっかけを探していたころを追体験した気がした。
ラストは胸にぐっとくるフレーズもあり、笑いと涙と、静かな感動につつまれた。


人は誰でも無限の可能性を秘めている。
人は誰でも色とりどりの個性を持っている。
体だって、七色のチャクラがあるように
「この人は、この色」だなんて、本当は決められない。

けれど、それぞれ性別や環境や立場というものによって
自分の色というものを決めつけてしまったり
周りによって決めつけられた色を生きようとして
必死にもがいたりする。

イメチェンしたくても、きっかけがつかめなかったり
そもそも自分って、どんな人だっけ?
なんて思ったりする。
周りの期待を裏切らないようにと
無理していることにすら気づかないで
次第に体が悲鳴をあげる。
次第にこころが動きを止める。

うまく生きられない、うまく演じられない自分に失望しながら。


この本で再挑戦に挑む魂は、実に自由で伸び伸びしている。
それは「他人事」だから。
借り物の体に宿って、期間限定の人生。
言いたいことを言い、好きなようにやって、周りを冷静客観的に見ている。

けれど、その魂も学ぶんだ。
自分が見ている世界は、ほんの一部だって。
普段から目に映るものを、本当に「見て」いるとは限らない。

魂がふるえるような気づきによって初めて、世界は色づきはじめる。

そしてヒントは、いたるところにある・・・


* * * * *

わたしが色を学んで一番嬉しかったことは、嫌いな色がなくなったこと。
どの色も素敵で、優劣なんてつけられない。
そして誰もが、すべての色をすでに持っているということ。
そのことが、オーラソーマに触れて学べたこと。
わたしの人生に彩りを与えてくれた、大きな学び。

この本は、いのちのことと同時に、初心を思い出させてくれた。


この世でひとりぼっちの人なんて、いない。
自分が気がつかないところで、誰かが見ていてくれる。
誰かの支えがなければ、今自分が存在することなんて、ありえない。


この本のラストがよかった。
力強くも優しく、背中を押してくれる。

そう、背中を押してくれるだけでいいのだ。

あとは勇気を持って、一歩前に踏み出そう。
無限の可能性へ。光に向かって。
煩わしくも愛すべき日常に帰ろう・・・


そんな気分にさせてくれる本だった。


様々なジャンルの本を読んでいる中で
あえてこの本を薦めてくれた児玉清さん。
やっぱりダンディでピュアで素敵な人だなぁ。


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ねむねむねむ。

職場の環境変わったり、休みの日も出かけたりしてるんだけど

あー、だめだ。
ブログ更新できてない。

ていうか、更新する意欲が乏しい。ここ最近。

まぁとりあえず平和ってことか。


眠い。毎日眠すぎる。
電車の中でも立ち寝してしまう。
持っている本をバタンと落としてしまう。
夜の12時まで起きているのがつらい。

「くりいむなんとか」も「ぷっすま」も見たいのにー!(>。<)クショー!


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あづい

言いたくないけど、つい言ってしまう。


汗だくエンドレスです。
化粧流れまくりです。
ほっときゃ溶けそうです・・・


あづい


昼から湘南ビールを飲めるシアワセ

なんとか賞をとったとかで、確かにおいしかった・・・んだけど


暑くてすぐさま違うものを飲んでしまうわたし。
とにかく渇く。 アイアムサースティー。
なんでもいいから何か飲みたい。

なんだったら浴びたっていい!! ってくらいの勢いです(壊れてる)


嗚呼、せっかくの湘南ビールもじっくり味わえないなんて。

違いのわからないオンナです・・・( ̄へ ̄; ナサケナカ


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薔薇の知らせ

薔薇の知らせ

先日、友人を訪ねて遊びに行ったとき
薔薇のお菓子を手土産に持っていった。

美しいものが好きな友人なので
彼女の喜びそうなものを探すのは、もともと好きなんだけど

なぜだろう。

この日はなぜだか、どれを見ても納得できなくて、かなり探しまわった。


薔薇の形をしたゼリー。
色も形も美しくて、白い箱に一輪ずつ並んだ様子は宝石箱みたい。
一目惚れだった。

自分の意思で・・・というより
誰かに導かれるようにその店までたどり着き、 「これじゃなくちゃ!」 と思い、買った。


友人は喜んでくれて、 「最近なんだか薔薇に縁があるのよね」 と話していた。
気がつけば、その日わたしは胸元に薔薇の形をしたペンダントをしていた。

ふたりして、 「なんだか薔薇がきているよね」 なんて話を、つい先日していたところだった。


* * * * * 


その後、再び友人を訪ねた。
そこで思いがけない話を聞いた。

わたしたちの共通の知人が病に倒れ、亡くなった・・・とのことだった。

わたしたちが知り合ったのは、およそ8年ほど前。
とあるクラスで知り合い、その後数年経った後、オーラソーマが縁で再会した。
かつてのクラスメートで今でも繋がっていたのは、この3人だった。

最近はあまりお会いする機会がなかったけれど、やはりこの話はショックだった。


そして、その彼女が亡くなる前後
身近な人たちの間で共通するキーワードが 「薔薇」 だったらしい。


ある方は衝動に駆られて薔薇を買いにいった日と、彼女の旅立ちが同じ日だったり
夢枕に薔薇のメッセージが届いたり
庭先の薔薇が美しく咲いたその日に訃報を聞いた方がいたり・・・


わたしも気がつけば、薔薇のお菓子を買っていた。
そんなお菓子が売っているなんて知らなかったのに、あの日探しつづけた。
薔薇のペンダントをして共通の友人と薔薇について話していた。

彼女が亡くなられたのは、その数日後。


薔薇のように優しく、優美な微笑みで、人々を癒し続けた方だったそうだ。
彼女が旅立つ前に、身近な人にお別れのメッセージを残してくれたのだと思う。


そうだ。今思い出した。
かつて彼女に質問をしたことがあった。

「オーラソーマのプラクティショナーをやっていて
 良かったな~、と思う瞬間って、どんなときですか?」

彼女はこう答えてくれたんだ。


「目の前のクライアントの表情が、ぱぁ~っと輝く瞬間があるの。
 さっきまで悩んでいた、俯いていた、曇っていた表情が、ガラッと変わる瞬間。
 それは気づきなのよ。 そのクライアントの中で起こる気づきの瞬間なの。
 目がキラキラして、周りのオーラも輝くのよ。
 ひとりの人間の、そんな奇跡の瞬間に立ち会える仕事って、なかなかない。
 やっていてよかったって、こころから思うのよ~ ・・・ 」


その時の彼女、眩しかった。
その時の光景も、言葉も、わたしの中に強く印象に残っていて
その後もよく思い出したし、レベル3のレポートにも書かせていただいた言葉だった。


あぁ、彼女はわたしのこころの中に、決して枯れない薔薇を咲かせてくれたんだ。
今になって涙が出てきた。
本当に旅立ってしまったんですね。

虫の知らせならぬ、薔薇の知らせ。
このわたしにも、メッセージをくださったんですね。


もう少し、ご一緒できたら良かったけれど。

でも、出会えて本当に嬉しかった。
微笑みを、優しさを、たくさんの気づきをありがとうございました。


抱えきれないほどの薔薇を抱えて微笑む彼女が、今はっきりと見えました。
こちらに一輪差し出して、そして 消えていきました・・・


* * * * * 


友人とも話していたんだけど
カウンセラーにしてもセラピストにしても、やはり胃腸にダメージがくることが多いとか。
セルフケア、必要なのはわかっていても
現場に入ればなかなか難しいんだろうね。

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ありがたい日々

鎌倉でアロマのワンデイセミナーに参加して
翌日も同じアロマの教室で予約していたフルボディマッサージを受けて
鎌倉散策して帰ってきた。

友人と会って、アロマハンドマッサージとタロットリーディングを互いにシェアし
タロットでけっこう衝撃的な結果を受けて思いがけず深い話をすることになった。
ポルトガル料理を楽しみワインを飲んで終電で帰ってきた。

名画座で映画「ドリームガールズ」を観て、今の自分とリンクしてけっこう泣いた。

大切な人と会って話をした。
ありのままでいられる心地よさを実感した。

青山でいい絵を観て、お散歩してきた。

思い通りにいかない物事や、意思の弱い自分に歯がゆさを感じた。


* * * * * * 


ひとつひとつ、もっと細かく触れたいことがあるんだけど
日々新たに出来事が重なっていくので、とりあえず覚書として記しておく。


色んなことして、色んな人に会って、好きなこともできて・・・

そう、それってすっごいしあわせ。
ここ一週間は特に毎日出ずっぱりだけど、濃い時間だった。


まぁ、色々あるさ。
ブログにかけないこともね。
それは誰しも同じこと。


そして、これからも

どっこいわたしは生きていくよ。


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