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「クリスマスのものがたり」

1年前のクリスマス・イヴは
オーラソーマのクラスに参加したんだった。

1年ってあっという間だなぁ・・・

最近のクリスマス期間って、昔に比べてクリスマスを味わう雰囲気が薄れているような気がする。
確かに街のイルミネーションは美しいし、デパートもケーキ屋も人で賑わっているんだけど。
クリスマスグッズの隣りに鏡餅とかお飾り売っているし・・・(^-^;

とは言え、クリスチャンでもないわたしが言うのも変なのかな。


今日は久し振りに、こんな絵本を開いてみた。

「クリスマスのものがたり」

「クリスマスのものがたり」

 フェリクス・ホフマン/作
 しょうの こうきち /訳
       福音館書店


子どものころ、この絵本が好きで、よく眺めていた。
クリスマスの絵本なら色んな種類があるだろうし
もっと子どもが喜びそうなカラフルなものも多いんだろうけど
わたしは、このクリスマスの絵本をとても気に入っていた。

今になって見てみると、シンプルな表現に素晴らしい絵画。
余白の使い方が効果的で、大人向けの絵本みたいな味わい。

きっと幼いわたしは、この絵本から
クリスマスという特別な日に
なにか厳かな空気を感じていたのかもしれない。

子どもが読むから奇抜なものが受けるとは限らない。
子どもの豊かな想像力は、たとえ色のない絵本からでも
色鮮やかな世界を創り出してしまう。

子どもが読むからこそ、ごまかしは通用しないんだろうな。


それにしても忘れていた。

けっこう天使のくだりが出てくるんだよね。
キリスト誕生のストーリーだから、あたりまえか。

賢者が差し出した贈り物
香油はフランキンセンス、薬はミルラと言われています・・・
って、アロマテラピーの教室で教わったっけ。

大人になって改めて読んでみると、
あぁ、こういう話だったのかぁ・・・と再認識。
今となってみると、幼い子どもには分かりにくい単語もある。
でも、淡々としていて媚びないところが気に入った。


クリスマスの日に、枕元に置いて眠ったっけ・・・

この絵本が好きだったかつての自分を、愛しく思えた。

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Comments

 ホフマンさんでしたっけ、絵も素敵ですよね・・・、天使のページ、はっとしました。素敵な絵本ですね。

Posted by: 紅色林檎 | December 26, 2006 at 11:59 PM

この本はホフマンさん最後の絵本だそうです。
この天使、わたしもはっとしました。1ページ使った天使の絵。マリアの受胎告知のシーンの絵です。
羊飼いたちに救い主誕生を告げるシーンや、夢でメッセージを伝えるシーンでも天使が出てきます。

Posted by: つるこ | December 28, 2006 at 08:32 PM

 実は、この天使の絵に私もはっとしていたら、あねさまがコメントしていたので、なんだか大笑いです。レベル2で、東京で孤独に過ごしていた時、インターネットが友だちだったので、つるこさんのこのブログを見ていたんです。それで青山のブックセンターにふらふら行った時に、まさにこの絵本があったのです!すごくびっくりした!
 糸井重里事務所も青山にあるらしいし、つるこさんとすれ違っていてもおかしくない話だなあと思いました。絵本は立ち読みするのが勿体無くて、絵をぱらぱら見ただけだったんですけど・・・ 
 クリスマスの小さなシンクロです。

Posted by: caetanov | January 05, 2007 at 10:50 AM

caetanovさん、去年のクリスマスは青山だったんですよね(^-^)
そうですか、絵本は青山ブックセンターにもありましたか。
本屋のセレクトショップと言われるABCに置いてあったというのは嬉しい話です。
サンタクロースもトナカイも出てこないけど
わたしにとっての思い出のクリスマス絵本は、この本です。

それにしても、caetanovさんと紅色林檎さんって
やっぱり感性が似ていらっしゃるのでしょうか?
ますますこの姉妹から目が離せません(笑)


Posted by: つるこ | January 05, 2007 at 03:04 PM

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