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こころにゆとり

久し振りに美容院に行ってきた。

ホントはもっと早くに行きたかったんだけど、
お金に余裕がある時に・・・と思ったり、
丸一日ゆっくり出来る日に・・・なんて言ってるうちに、
だんだんと髪のまとまりがなくなってきて
根元から黒い毛が出てきてプリン状態に・・・( ̄□ ̄;


オンナとしてどうなのよ?


という状態になりマス。

最近行っている美容院は、家の近く。
気軽にチャリで行ける距離。
フランス語で「ゆとり」という意味の名前がついたお店には
いろんな「ゆとり」が溢れている。

まず、心地よいスペース。
隣りの座席と程よく間隔が空いている。
遊びの空間がとれていて、空気が流れている感じ。

スタッフの数も、ゲストの数も多すぎず、少なすぎず。

同じ空間でも、人数が増えてくると窮屈になってきたり、話が聞こえてきたりして、ちょっと居心地が悪くなったりするけれど、その辺もうまく計算されている感じ。

店内もテーマカラーや素材が決まっていて、配置もバランスもさり気なくお洒落。


そもそも、この美容室を訪れたきっかけは
その「テーマカラー」だった。

何度か自転車でその店を通りかかった時に気になった、
美しいターコイズブルーの内壁の色。

ところどころに配された、水やガラスのテーマモチーフ。
店の前に停めてある、白いミニクーパー。

でも、これといって大きな看板がなかったので
いったい何のお店なんだろう?と思っていた。

大きな看板を敢えて出さなかったのは店長さんのこだわりだ、
ということが、後でわかった。

スタッフの数も最小限なんだけど、
それが絶妙なベストメンバーらしい。
予約も必要以上に入れすぎず、スタッフはゲストに余裕をもってもてなしている。

そう、「もてなしてくれている」という感じ。

ただ髪をスタイリングするのではなくて、
ゆったりと居心地よくさせてくれる。
おいしいコーヒーや紅茶を淹れてくれる。
空間にスタッフとゲストが数名いることで、
お互いにとって、ちょうどいいバランスを保っている。
楽しく会話をし、適度に放っておいてくれることが心地いい。
もちろん技術も信頼できるし、ゲストの立場になって考えてくれる。

今日はお店にいる間に激しい雨が降ってきた。
その間にわたしの自転車はびしょ濡れ。

「傘、お貸ししますよ。」

と言ってくださったけど、帰りはほとんど止んでいたので、そのまま帰ることに。
ハンドタオルで自転車を拭こうとしたら、すかさず店の女の子が

「大丈夫ですか?これ使ってください。」

と、ブルーの大きなタオルで拭いてくれた。


安さ自慢の美容院、カリスマ美容師に切ってもらうしあわせ。
人それぞれ、いろいろだけど、
わたしが美容院に望んでいるのは、きっと、そんなゆとり。

ゆとりの時間。居心地のいい空間。さり気ないやさしさ。

きっと、何をするにしても
「心地いい場のエネルギー」をつくることが
大切なんだろうな。


毛先を切って軽くなった髪のように
わたしのこころも、ふわっと軽やかに舞い上がって
ひさしぶりにゆったり過ごせた、雨上がりの午後でした。

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