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出逢いとありがとうの日々

ここしばらく、なにかと用事が続いて深夜帰宅が続いていた。
そんな様子を母が見ていて、なんだか心配してくれていたらしい。

ということがわかったのは、
母が突然わたしに絵をプレゼントしてくれたから。

200603100819.jpg

母は最近のわたしにどんな変化があったか、どうして忙しそうにしているのか、なんていうことは知らないのだけど、なんだか忙しそうにしているわたしに何かしてあげたい、と思ってくれていたようで、先日銀座の画廊でわたしの好きそうな作家さんの絵を見つけ、衝動買いしてしまったという。

気に入ってくれるといいんだけど・・・と言いながら手渡してくれた作品を見て、絵の素敵さと、選んでくれた母のやさしさにこころから感激してしまった。

いつもはコドモみたいな母(ごめん)だけど、やっぱりありがたい存在だなぁ、と、感謝の念でいっぱいになった。

そして、母が言うには、
その作家さんはわたしと同世代で、なんだか魅力的な方だったという。
気取りがなく、素朴な感じだけど綺麗な方で、話している感じや雰囲気からして、きっとあなたと気が合いそうよ、時間があったら行ってみたら?と言ってくれた。

でもその話をきいた二日後には個展が終了してしまう。
最終日は5時で終了。
仕事帰りにはとても間に合わない。
行けるとしたら、翌日しかない。

ということで、仕事が終わったとたんにダッシュで銀座に向かい、走りに走って、その画廊に飛び込んだ。
ほとんど思いつきと直感で。
母の言っていた作家さんにお会いしてみたかったから。

間口の狭い画廊だったけど、入り口には楽しくなるような色彩と、愛嬌たっぷりの作品たちが展示されていて、中に入る前からワクワクしてしまった。

そして、ドアを開けると、ひとりの女性がわたしの顔を見て、

「あっ・・・、もしかして、昨日お母様がいらした・・・
     もしかしたら、そのお嬢さんじゃないですか?」

そして奥からもうひとり、目がクリクリとした女性がわたしを見て、

「もしかして、つるこさんですか?」


びっくりです。入った途端にそんなこと言われて。
なんで知ってるとですか?

お客さんなんて、たくさん来るだろうに。

確かにうちの母親はけっこう目立つ方だと思うんだけど、だいぶ印象に残るお客だったらしく、来た時の様子を事細かに語ってくれた。そしてわたしが入ってきた瞬間に、とても母の雰囲気に似ていたので、一発でわかったようだった。(実際は顔も全然似ていないんだけど)

ということで、初対面だというのに来た途端にお茶を出してもらい、お菓子まで戴き、絵を見に来たというのにまず座っていろいろおしゃべりして笑って過ごした。
なんだか気さくな作家さんだったもんだから、以前からの知り合いと楽しく過ごしているような錯覚に陥って、気がつけば終了時間を大幅に過ぎてしまっていたので、急いで絵を見はじめた(いったい何しにきてるんだ)。

作品は、作家さんの動物や自然に対する愛情が溢れていて、色彩豊かで楽しくて、どれもこれも魅力的だった。
そして、母がわたしにプレゼントしてくれた絵の話から、トンガの無人島で、木の皮(?)を編んで家のようなものをつくって暮らしていた話(すごいよね)とか、しばらく描けなかった時代を経て、今は描きたい衝動に駆られてついには銀座の一等地で個展までしているというスケールの大きな話を淡々と、ユーモラスに、肩の力を抜いて、謙虚に話す作家さんにかなり惹かれてしまった。

母が「あなたと気が合いそうよ」と言った意味がよーくわかった。

その方に名刺をいただいたので、ここぞとばかりに、例のプレゼントされた名刺を手渡した。

ターコイズブルーの文字の、
天使の絵が添えられた、わたしの名刺。
早速いい働きをしてくれました。

出逢いって、どんなところに転がっているかわからないな。
繋いでくれたわたしの母に、感謝。

その帰りには銀座でオーラソーマのお店を出している知人を訪ね、せっかくだからとごはんを食べに行った。
そこでも、たくさんの貴重な話をシェアリングできた。

あぁ、なんだか楽しいな。
あれこれ考えているより、こうやって思いつきで動くほうが、近頃はうまくいく。

自分を開いて、直感に従うことで、自然と扉が開いていく日々。

初夢で見た「オープン・セサミ!」の呪文は、まだまだ続いています。

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アジアンフード、うまかった!
カクテルの色がターコイズブルーです♪


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Comments

いいお話ですね。(*^_^*)

いろんなギフト・・・
いろんな方からいただいてますね。

Posted by: 葉月樹 | March 10, 2006 at 11:01 PM

つるこさんこんにちは。

この絵ほんとに良い絵ですね。
かわいくて夢があって、色合いもキラキラ感も動物達の表情もかわいい!!
つるこさんの素敵な出会いに私もうれしくなりました。

Posted by: MISA | March 10, 2006 at 11:01 PM

>葉月樹さん

そうですね(^-^)毎日いろんな人からギフトをいただいています。
人にも物にも自然にも。時間にも空間にもありがたみを感じる。
この気持ちを持ち続けることは、なかなか難しいと思うけど、
バイオリズムが下りはじめた時でも、低めのトーンを味わいつつ
今あるしあわせを感じていられる自分でありたいです。


>MISAさん

この絵、実物はもっともっとキラキラしてて
色も深みがあって素敵なんですよ~(^0^)
タイトルは「星がきれいね」というんです。
そこからトンガの無人島での生活のお話をしてくださって、
「星空を手ですくったら、星が手のひらにいっぱいくっついてきそうだった」
とおっしゃっていました。
そんな星空、わたしも見てみた~い!!

Posted by: つるこ | March 11, 2006 at 11:00 PM

「自分を開いて、直感に従うことで、自然と扉が開く日々」
・・・と言うところに反応しました!うんうん。
 そして、「明日へと繋ぐカード」のところまで読んで、またまた納得。自分も名刺作ろうと思いました。名刺って好きじゃなかったけど、それって思い込みだったんだなあ。
 「きみは、カンの人だよ」と身近な人に言われて、おし、考えるよりもまず、カンでいってみよう!と思い始めた私です。
 カンというのは、勘であり感であるようです。

Posted by: 紅色林檎 | March 12, 2006 at 09:36 AM

>紅色林檎さん

名刺は自分と相手を繋ぐカードでもあり、
自己表現のひとつでもありますよね。

今回出会ったユニークな作家さんの名刺は、真ん丸でした。
真ん中で折ってシーソー遊びもできます、なんて書いてありました。
オリジナルキャラクターも描かれていて、とっても個性的。
今ある名刺がなくなったら、わたしも自分で名刺を作ろうかなと思っています。

Posted by: つるこ | March 12, 2006 at 07:35 PM

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